「地獄底」ってなんで「地獄底」っていうんですか?
と社内の周りの人に聞いてみたのですが、ある人が「地獄の底に落ちたら抜け出せないだろう。つまり底から抜けられん、底が抜けん、よって地獄底だ。」といっておりました。そこで地獄底の語源をインターネットを調べたところ「奈落の底」の語源に行き当たりその説明の中に『奈落の底とは、地獄の底。抜け出すことのできない状態や立場。(語源由来辞典)』とありました。なんとなく先の説明とつながりますが、実際のところいつどこで誰が「地獄底」なんていいはじめたのでしょう。
箱のことをよく知らない人がいきなり「地獄底」なんて聞いたら、「えっ?なに?」と思ってしまいます。現物を見ればこれのことですねと理解できますが、名前からは想像もつきません。説明ページでは画像が少なかったので、こちらでもう少し詳しく説明していきます。
地獄底箱は底ロック式ですが、底ロック式にはもうひとつワンタッチ底箱があります。下の写真のどちらが地獄底でどちらがワンタッチ底でしょう?

外観を見てもわかるはずがありません。底面の違いですから。
それでは底面を見てみましょう。
左が地獄底で、右がワンタッチ底です。
それぞれの箱を展開してみます。
貼り箇所の数が違います。ワンタッチ底の方が貼り箇所数が多い分強度度が増します。その名の通り箱を立ち上げるとワンタッチで箱に組み上がり作業効率も良いですが、単価が地獄底箱より高くなります。
貼り加工後の外観写真を見ると、地獄底箱はまだ底が抜けた状態ですが、ワンタッチ底箱は底が組み上がっています。つまり、地獄底は底を組み上げないと箱になりません。
以下は底の組み上げ方の写真です。
最初にコの字の部分を折り返します。
次に両端の羽を折り返しコの字の部分に引っ掛けます。
次に凸部を折り…
両端の羽を折り込んだコの字の部分に差し込みます。
以上で底が組み上がります。
地獄底、ワンタッチ底の底を内側から見た写真が下の2点。
地獄底のメリットは、構造が簡単なのでワンタッチ底箱より安価にできるということと、加工が簡単なので小ロットから大ロットまで幅広いロット対応ができるところです。が、強度や組み上げる時の作業効率はワンタッチ底箱には劣ってしまいます。
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